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 各寺院にて涅槃会には釈迦涅槃図の軸をかけておまつりしておられることかと存じます。画によって多少は内容が異なるものがありますが、この涅槃図には多くの菩薩や弟子、善男善女、動物などが描かれています。
 しかしながら、そこに描かれている菩薩や人は誰なのか、また器物はどういうものなのかがよくわからない方も多いのではないでしょうか。またそれぞれに説話が残っているものも少なくありません。
 妙心寺派教化センター・花園大学国際禅学科・禅文化研究所の三者共同事業にて、中山寺(三重)蔵および少林寺(岐阜)蔵の二幅の画像をデジタル化して、そこに描かれている人や物、そしてそれに関しての妙心寺派布教師の法話もリンクし、知識向上の一助になればと考え、「WEB版 絵解き涅槃図」を構築いたしました。どうぞご利用ください。


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 左記の記事一覧で〔法話〕としているものは涅槃会全般に関する法話、【解説】は涅槃図に出現する人物・動物・植物・器物の解説、《法話》は解説にあがっている人物・動物・植物・器物についての法話という分類をしております。
 なお、この涅槃図絵解きの参考書として、『よくわかる絵解き涅槃図』(竹林史博著・青山社)を使用しました。
三重・中山寺蔵
岐阜・少林寺蔵